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評価:
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アトラス
¥ 5,530
(2010-06-17)
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6人の医師となり、6つの医術と医療ドラマを体験できるアクション&アドベンチャーゲーム
Wii用のゲームソフト。
プレイヤーは6人のキャラクターを操作しゲームを進めていきます。
外科、救急、整形外科、内視鏡パートはアクション。
診断、検視パートはアドベンチャー要素が強いです。
藤原啓治さんは、6人の医師の中のひとり、ガブリエル・カニンガム役。
冴えない外見とは裏腹に、優れた腕前と洞察力を持つ診断専門医です。
ボサボサの髪と無精髭、銜え煙草。でも英国紳士風の服を白衣の下にスマートに着ていて、普段は適当なのに、医師としてのハートは熱いぜ!
というキャラです。
飄々としたカッコイイ先生です。
※ガブリエル個別の感想については別の記事で書きます。
●ゲームの流れ
最初から好きなキャラクターを選択でき、そのキャラのシナリオをプレイできます。
6人全員の個別シナリオをすべてクリアすると、6人全員の医師が協力してひとつの病魔に立ち向かうメインストーリーをプレイできます。
個別シナリオは各キャラ7エピソード前後です。
一度エピソードをクリアすると、好きなエピソードを何回でもプレイできます。
●ゲームの難易度
最初は低難易度・中難易度から選択でき、すべてのエピソードをクリアすると高難易度のモードが出現します。
アクションが苦手な自分は低難易度でプレイしましたが、サクサクプレイできました。
低難易度のモードでは、ゲームオーバーになっても、その場所からリトライができます。
●ガブリエル・カニンガム登場回数
登場回数:★★★★☆
メインキャラクターのひとりなので、登場回数は多いです。
ガブリエルのシナリオはもちろん、他のキャラクターのシナリオでも登場したり、手術のアシストをしてくれたりします。
ゲームはほぼボイスあり。
イベントシーンはフルボイス、手術シーンなどでもフルボイスでゲームが展開していきます。
一部ボイスのない箇所もありますが、十分に楽しめます。
●クリアまでの時間&ゲームの感想
1周に要した時間は約23時間。
長すぎず、短すぎず、丁度良いボリュームでした。
サクサクプレイすれば20時間ほどで1周できると思います。
クリア後にはやりこみ要素と、おまけのミニボイスドラマを聴くことができるようになります。
アクションパートはWiiリモコンならではの操作で楽しかったです。
内視鏡は、リモコンをずっと画面に向けていないといけないので腕がやや疲れ気味に。
医療ゲームですが、血や内蔵の描写は簡略化されているので、そういったものが苦手な方でも大丈夫だと思います。
ただ、手術中にミスをしたときの「ブシュ!!」という音はちょっと嫌でした。
イベントのアニメーションはデジタルコミックのような感じで紙芝居風。あまり動きません。少し残念。
ガブリエルの診断パートは画像の判別(間違い探しのようなもの)がやや難しかったです。
検視パートは「推理ゲーム」でした。
ツッコミどころが多いものの、ひとつの事件の謎を解き明かしていく過程が楽しめました。
FBI捜査官のダメっぷりがキラリと光ってましたね。
攻略に行き詰った時は、キャラクターの声に耳を傾けて、じっくりと調べればOK。
アクションパートはクリアまでの時間はあまりかかりませんが、コツコツ進めていく診断&検視パートはひとつのエピソードをクリアするのに1時間くらいかかりました(特に検視パートは長くかかります)。
ストーリーはなかなか練られていて楽しかったです。
アトラスのゲームは難しいという印象が強かったのですが、難易度を下げれば普通にプレイできたので安心しました。